ゲンノショウコ

濃いめにして飲めば下痢に、薄めなら便秘に効果的

ゲンノショウコは「医者いらず」の別名をもつほど、他にも優れた効能を発揮します。

では、ハーブティーの効能を見ていきましょう。

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ハーブティーの効能

主成分であるタンニンの強力な収飲作用により、下痢改善や整腸作用に優れた働きをします。

下痢止めには食後に温かいものを、また便秘には薄めに浸出して冷やしたものを飲むとよいでしょう。

また、抗炎症作用と抗菌作用もあるため、肌の炎症を鎮めたい時に濃い目の浸出液で湿布をすると効果が期待できます。

また、皮膚のかぶれ・湿疹・カミソリ負け・靴ずれなどの皮膚疾患にお悩みの際には、入浴剤として使用することも有用です。

口内炎や喉痛、扁桃腺炎にも有効に働くと言われていて、これはゲンノショウコに炎症を抑制する働きがあるためであると言えます。

また、女性特有の症状である生理痛や生理不順といったものにも効果的であると言われています。

最近ではフラボノイドの一種、ケルセチンに抗アレルギー作用や免疫力強化作用があるとされ、花粉症やアレルギー症状改善、便秘解消に効果的であると言われています。

また、タンニンの抗酸化作用が高血圧の改善にも効果があります。

他の有効成分としては、ヒヨリン、コハク酸、カルシウムなどの各種ミネラルもあげられ、代謝機能の安定作用も期待できます。

さらには利尿作用、健胃作用、強壮作用、冷え症や膀胱炎を防ぐ作用もあるとされ、まさに「医者いらず」の名にふさわしいと言えます。

しかし、ゲンノショウコとて万能ではないので、急性や細菌性と思われる重い下痢の場合には、直ちに医療機関を受診することを強くおすすめします。

作用

整腸、緩下、健胃、利尿、抗炎症、抗菌、強壮、血行促進など。

味と香り

苦味があり草のような香りがしますが、のど越しはさらり。

ハーブティーとして利用する際は、単独あるいは他のハーブと併用して飲まれることもあります。

一般的にはお茶は薬草茶として煎じて飲みますが、浸出してハーブティーとして摂取する場合、より一層香りや薬効がやわらぎ、飲みやすくなります。

ハーブティーの味は苦味があり草のような香りがしますが、のど越しはさらりとしています。

尚、副作用はほとんどないと言われていますが、胃腸が弱っている方は、継続利用を控えた方がよいでしょう。

注意事項

  • 胃腸が弱い方は常用を避けるようにしましょう。

どんなハーブ?

ゲンノショウコは、日本全土、台湾、中国北部を原産とするフウロソウ科 フウロソウ属の多年草です。和名は「ゲンノショウコ」と呼ばれています。

飲むと古来より「医者いらず」「たちまち草」などの別名を持ち、飲むとすぐに効果があらわれる「現の証拠」があることから、いつのころからかゲンノショウコと呼ばれるようになりました。

ゲンノショウコは夏から秋にかけて刈り取り、日干しして乾燥した茎や葉を煎じて、薬草茶として使われてきました。

データ

学名 Geranium thunbergii
英名 Oriental geranium(オリエンタル・ゼラニウム)
別名 ゲンソウ(玄草)
和名 ゲンノショウコ
科名 フウロソウ科 フウロソウ属
分類 多年草
原産地 日本全土、台湾、中国北部
ティーに使う部分 葉、花、茎の地上部
主要成分 タンニン、ケルセチン、フラボノイド、コハク酸、ミネラル、ヒヨリン