柑橘系のベルガモット・オレンジとは異なるシソ科の植物。
ここで紹介いたしますハーブティーのベルガモットは、精油に利用されている柑橘系のベルガモットとは異なる植物です。
燃える炎のような花を咲かせることから、和名は「タイマツバナ」と呼ばれているシソ科の植物です。
少しややこしいのですが、香りが柑橘系のベルガモット・オレンジに似ていることから、ベルガモットとの英名が付けられたそうです。
古くから、北アメリカの先住民である「オスウエゴ族」が愛用していたことから、「オスウィーゴティー」との呼び名もあります。
ベルガモットの香りがするお茶といえば、紅茶のアールグレイが頭に浮かびますが、アールグレイの香り付けには、ベルガモット・オレンジが使用されています。
ハーブティーとしての効能は、喉の痛みや気管支炎など呼吸器系のトラブルに役立つとされています。
また、消化を促進させる作用があり、お腹にたまったガスを排出するのにも役立つとされています。
その他、ベルガモットの香りにはリフレッシュ効果があるとされており、気持ちを切り替えたいときなどにも有効です。
作用
去痰、消化促進、駆風、鎮静
味と香り
ベルガモットの香りで、清涼感のある風味。
注意事項
- 特になし。
どんなハーブ?
ベルガモットは、イタリアを原産とするシソ科ヤグルマハッカ属の常緑高木です。和名は「タイマツバナ」と呼ばれています。
データ
学名 | Monarda didyma |
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英名 | Bergamot(ベルガモット) |
別名 | – |
和名 | タイマツバナ |
科名 | シソ科 ヤグルマハッカ属 |
分類 | 常緑高木 |
別名 | モルナダ |
原産地 | イタリア |
ティーに使う部分 | 葉、花 |
主要成分 | 精油、etc… |