消化器系や胃腸が弱い方に。イライラや不安、不眠症の改善に。
スパイシーな香りが、気分をスッキリとさせてくれるバジル。
バジルという名前は、ギリシャ語の「王様」を意味する「バレジウム」に由来して名づけられたといいます。
バジルは、時代や国によって、それぞれ違った捉え方をされている植物で、あるときは憎しみの象徴とされたり、逆に、あるときは愛のお守りとされたりもしています。
ちなみに、イタリアでは、バジルを身につけて異性の前に立てば、「愛しています」との意味を持つそうです。ロマンチックですね。
バジルには150種類以上もの種類があるといわれていますが、そのなかでも、優しい香りを持つ「スイートバジル」がイタリア料理をはじめ、世界各国で利用されています。
ピザやパスタなど、料理用として利用されているイメージですが、ティーとしても利用されています。
ティーとして飲むと、消化を促す作用があり、胃炎や胃けいれん、胃酸過多など、胃腸の諸症状を緩和するのに役立ちます。
また、イライラや不安、不眠症などの神経系の改善にも効果があるといわれています。
スパイシーな芳香が気分転換になりますので、集中力がないときや、疲れたときなどに、芳香欲をすると良いでしょう。
作用
消化促進、健胃、鎮痙、抗うつ、抗アレルギーなど。
味と香り
スパイシーな香りと味わい。
注意事項
- 妊娠中、授乳中の方への多量に飲用は避けましょう。また、乳幼児への使用も避けましょう。
どんなハーブ?
バジルは、インド、熱帯アジアを原産とするシソ科メボウキ属の多年草です。和名は「メボウキ」と呼ばれています。
データ
学名 | Ocimum basilicum |
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英名 | Basil(バジル) |
別名 | – |
和名 | メボウキ |
科名 | シソ科 メボウキ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | インド、熱帯アジア |
ティーに使う部分 | 葉 |
主要成分 | 精油、フラボノイド、苦味質、ビタミン類、タンニン |