ツユクサ

解熱や下痢止め、血糖値調整に有効

ツユクサは、ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。道端の隅で見かけることの多い雑草です。

6~9月にかけて青い可愛らしい小さな花を咲かせ、古くから染料として利用されてきました。

また、万葉集にも登場しており、日本で古くから親しまれていたことが分かります。

全草を乾燥させたティーは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、民間薬として解熱や下痢止めに用いられてきました。

近年の研究では、血糖値を調整する作用があることが確認され、サプリメントとしても注目を浴びています。

作用

解熱、止瀉(下痢止め)、血糖値調整、利尿、etc…

味と香り

やや苦味と渋みがあるが、クセが無く飲みやすい。

注意事項

  • 特になし。

どんなハーブ?

ツユクサは、中国、日本などの東アジアを原産とするツユクサ科 ツユクサ属の一年草です。和名は「ツユクサ(露草)」と呼ばれています。

データ

学名 Commelina communis
英名 Asiatic dayflower
別名 ボウシバナ、鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)
和名 ツユクサ(露草)
科名 ツユクサ科 ツユクサ属
分類 一年草
原産地 中国、日本などの東アジア
ティーに使う部分 全草
主要成分 アントシアン、デルフィニジンジグコサイド、粘液質、デンプン、フラボノイド、タンニン、etc…