セージ茶

風邪、扁桃腺炎、消化不良、更年期障害などに役立つ万能薬。

ヨーロッパでは、古くから万能薬として知られているセージ。「セージを植えている家には死人が出ない」と言われており、常備薬として家庭で育てる人が多いハーブです。

セージは、ラテン語で「救う」という意味を持つ「salvare(サルワーレ)が語源とされています。

ティーは収れん作用があり、風邪や扁桃腺炎、気管支炎などの呼吸器系のトラブルの初期に温めて飲むとよいです。

また、ティーはうがい薬としても使え、喉の痛みや口内炎の症状を緩和にも役立ちます。

ほかにも、消化不良や腸内ガスを緩和する働きもあります。

女性にとっては、ホルモン様や制汗作用、更年期障害による寝汗やほてりをしずめるのにも役立ちます。

作用

抗菌、収れん、発汗抑制、抗酸化、ホルモン様など。

味と香り

すっきりとした独特の香りで、軽い苦味がある。

注意事項

  • 妊娠中、授乳中の方は使用を避けましょう。
  • てんかんの方は使用を避けましょう。

どんなハーブ?

セージは、地中海を原産とするシソ科 アキギリ属の多年草、または常緑低木です。和名は「ヤクヨウサルビア」と呼ばれています。

データ

学名 Salvia officinalis
英名 Common Sage
別名
和名 ヤクヨウサルビア
科名 シソ科 アキギリ属
分類 多年草、または常緑低木
原産地 地中海
ティーに使う部分
主要成分 フラボノイド、精油、フェノール酸、カルノソール(苦味物質)