若さをキープ、体の疲れを回復、記憶力や集中力、活力を高めるハーブ。
古代ギリシャ、ローマ時代から「若返りの妙薬」として伝えられてきたローズマリー。
名前の由来は、ラテン語の「海のしずく」を意味する言葉です。
日本では、和名が「万年郎」と名づけられ、「永遠の青年」を意味するそうです。 さすが、若返りのハーブですね。
古くから若返りのハーブとして知られてきたことが、近年の研究により、強力な抗酸化成分をもっていることが分かり、若さを維持するのに有効であることが裏づけられました。
ティーを飲むと、血行をよくする作用があり、心身の活力を高めるのに効果的です。
体の疲れをやわらげたいときや、体の回復を早めたいときに役立ちます。
また、抗菌作用や消化促進作用もあり、風邪やウイルス、消化不良の改善にも役立ちます。
さらに、脳の働きを活性化して、記憶力や集中力を高める作用もあるといわれています。仕事や勉強など、集中したいときに飲むとよいでしょう。
作用
抗酸化、血行促進、殺菌、消化促進など。
味と香り
スーッとした刺激的な香りで、スッキリとした味。
注意事項
- 妊娠中や高血圧の人は、連続して長期間にわたる常用、多量な飲用は避けましょう。
どんなハーブ?
ローズマリーは、地中海沿岸地方を原産とするシソ科 マンネンロウ属の常緑低木です。和名は「マンネンロウ」と呼ばれています。
データ
学名 | Rosamarinus officinalis |
---|---|
英名 | Rosemary |
別名 | – |
科名 | シソ科 マンネンロウ属 |
分類 | 常緑低木 |
和名 | マンネンロウ |
原産地 | 地中海沿岸地方 |
ティーに使う部分 | 葉 |
主要成分 | 精油、フラボノイド、フェノール酸 |