ローズ茶

疲れているときや、気分が落ち込んでいるときに。

エジプトの女王「クレオパトラ」が愛していたことで知られているローズ。優れた美肌効果があることで知られ、古くから化粧品に使用されてきました。

フローラルな甘く上品な香りは、「花の女王」と呼ばれるにふさわしいハーブです。

ローズティーは、疲れているときや、気分が落ち込んでいるときにおススメです。過敏になっている神経を鎮めて、明るく前向きな気持ちにさせてくれます。

また、ホルモンバランスを整える作用があり、生理通や生理不順、不妊、更年期障害の改善など、女性の悩みに役立つハーブです。

その他、胃腸や肝臓の疲れ、便秘にも効果が期待できます。

作用

鎮静、緩下、収れん など。

味と香り

フローラルな甘く上品な香りと風味。

注意事項

ローズティーの種類

ローズには多くの品種があり、その数は2万種だと言われています。

その中でも、ハーブティーに使われているローズは数種類あり、原種に近いオールドローズと呼ばれているもので、ガリカローズ、ケンティフォーリア(キャベジローズ)、ダマスクローズなどがあります。

また、その中でも赤い花びらを「ローズレッド」、赤いつぼみを「ローズバッズレッド」、ピンクの花びらを「ローズピンク」、ピンクのつぼみを「ローズバッズピンク」と呼びます。

一般的に、ローズレッドはシャープで濃厚な風味。ピンクはフローラルな甘く香水のような上品な風味だと言われています。

データ

学名 Rosa gallica
英名 Rose(ローズ)
別名
科名 バラ科 バラ属
分類 落葉低木
和名 薔薇(バラ)
原産地 中近東、アジア周辺、東アジア
ティーに使う部分
主要成分 精油、タンニン、有機酸