シソ茶

風邪に効果的で、リラックス効果のある健康茶。

中国原産で、日本へは奈良から平安時代に伝わったとされる「シソ」。

日本人に馴染みの深いハーブで、今日では日本料理に欠かせない存在となっています。

主に日本料理の付け合せに利用されている香辛植物ですが、ハーブティーとしても飲用されいます。

シソには、アカジソとアオジソの2種類があります。アカジソの方が効能に優れており、色栄えも良く香りも強いので、ハーブティーとしてよく利用されています。

ハーブティーとして飲用すると、発汗作用やリラックス作用が期待できます。

その為、風邪を引いたとき、ストレスを感じているとき、神経が緊張しているときなどに飲むとよいでしょう。

また、食欲促進作用もある為、食欲がないときに食前に飲むといった使われ方もしています。

ビタミンが豊富に含まれており、基本的に栄養価が高いので、ハトムギ茶と同様、健康に普段から気を使っている人などに人気のハーブです。

紫蘇は、素人でも特にスキルやノウハウが無くても、種を植えて世話をするだけで庭先で簡単に栽培できる植物です。

成長や繁殖力も高いため大量生産できるというメリットがあり、古くから薬草としての使い方もされています。

また、野草としても、普段の生活の身近な場所で自生している場合もあるので、そのような自生している紫蘇などを手に入れて紫蘇のお茶を作り飲用するのも、日常を健康的に暮らすための秘策にもなります。

自生している紫蘇を収穫すれば、紫蘇を育てる手間やコストがかからずに紫蘇のお茶が作れるため経済的です。

作用

鎮痛、抗菌、発汗、食欲増進、整腸、鎮静、鎮咳、去痰、貧血予防、風邪、アトピー性皮膚炎を改善など。

味と香り

シソの風味で、サラッとして飲みやすい。

注意事項

どんなハーブ?

シソは、ヒマラヤやビルマ、中国などを原産とするシソ科 シソ属の一年草です。和名は「赤紫蘇(アカジソ)、青紫蘇(アオジソ)」と呼ばれています。

データ

学名 Perilla frutescens viridis
英名 Red Shiso
別名
科名 シソ科 シソ属
分類 一年草
和名 赤紫蘇(アカジソ)、青紫蘇(アオジソ)
原産地 ヒマラヤやビルマ、中国など。
ティーに使う部分
主要成分 精油、脂肪酸、ポリフェノール、ステアリン酸