キク

眼精疲労や風邪、頭痛、精神鎮静、皮膚疾患などに有効

キク茶は、食用菊の花を乾燥させたのもを使って作られるお茶です。

キクの花には、ビタミン類やミネラル類、マンガン、カリウムと言った成分が豊富うに含まれており、様々な効能が期待されています。

効能としては、鎮静作用や消炎作用などがあり、眼精疲労(疲れ目)、目の痛み、視力改善に対して効果があるとされています。

古くから中国では漢方で、目の疲れを解消するとして知られています。

また、解毒作用や解熱作用、鎮痛作用などもあり、風邪の引き始め、悪寒や発熱、頭痛といった症状に対しても有効とされています。

その他、精神面では鎮静作用などがあり、リラックス効果があるとされています。

西洋のハーブ療法では、皮膚疾患に対して有効とされており、やけどや水虫、湿しん、ニキビなどに対して効果が期待できます。

作用

消炎、鎮静、解毒、解熱、鎮痛、荘園、抗菌、血圧降下など。

味と香り

菊の花の香りで、やや苦味のある味。

注意事項

  • キク科にアレルギーのある方は、注意が必要です。

どんなハーブ?

キク(菊)は、日本を原産とするキク科 キク属の多年生です。別名は「野菊(のぎく)や食用菊(しょくようぎく)」と呼ばれています。

日本では平安時代から、薬草や観賞用として用いられており、公家や武家の家紋としても利用されていたことで知られています。花言葉は「高貴」です。

日本の五十円玉の表に、菊がデザインされていることでも知られています。

データ

学名 Chrysanthemum morifolium
英名 Chrysanthemum
別名 野菊(のぎく)、食用菊(しょくようぎく)
科名 キク科 キク属
分類 多年生
原産地 日本
ティーに使う部分
主要成分 クレサンテミン、アデニン、アントシアン、ビタミン類、コリン、ベタイン、フラボノイド、精油、etc…