体を温める作用があり、冷え性の改善に♪
日本では冬至の日のユズ湯として、古くから親しまれているユズ。冬の寒い時期に体を温めることで知られており、ユズ湯をはじめ、アロマテラピーの方でも注目されています。
では、ユズ茶のハーブティーとしての効能を見ていきましょう。
ハーブティーの効能
体への効能
血行を促進させる作用のあるビタミンEなどが含まれており、体を温める働きがある為、冷え性の改善に有効です。
また、ユズの皮にはビタミンCがレモンの約3倍も含まれており、免疫力を強化する働きがあるため、風邪の予防に役立ちます。
その他、べクチンという成分が含まれており、コレステロールを排出する作用があります。その為、高血圧を予防するといわれています。
さらには、べクチン、フラボノイドの成分の作用により、糖尿病の予防にも効果が期待できます。
総合的に、ビタミンCやE、フラボノイドを含む種子は、神経痛、リウマチによいといわれています。
肌への効能
ビタミンCと言えば、コラーゲンの生成を補助するため、肌にハリを与えるといわれています。
また、フラボノイドには抗酸化作用がある為、肌の若返り、老化防止などのアンチエイジングに役立ちます。
心への効能
ユズと言えば、アロマテラピーの精油としても人気があり、リラックス効果があることで知られています。.
作用
血行促進、毛細血管強化、発汗、免疫力強化、抗菌、抗炎症、抗酸化、神経鎮静など。
味と香り
爽やかな柑橘系のユズの香りと、甘味のある味。
注意事項
- 特になし。
どんなハーブ?
ユズは、日本を原産と言われているミカン科 ミカン属の常緑小高木です。
和名はそのまま「ゆず(柚子)」と呼ばれており、消費量、生産量共には日本が最大です。全国に渡り広く栽培されており、特に高知県、徳島県、宮崎県が有名です。
果実は酸味が強いため、そのまま食用として食べることはありませんが、果汁を和風料理の調味料として利用したりされています。
また、皮の部分は薬味や香辛料として利用されており、九州では唐辛子などと混ぜて作った「柚子胡椒」が有名です。和風料理そのほか、様々な料理の薬味として利用されています。
その他、ワインやチューハイなどのお酒に加えられたり、香水の原料としても利用されています。
近年では、血行を促進させ体を温める効能があることから、アロマテラピーで用いられており、「和の精油」として人気があります。
データ
学名 | Citrus junos |
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英名 | Yuzu |
別名 | ホンユズ |
和名 | ゆず(柚子) |
科名 | ミカン科 ミカン属 |
分類 | 常緑小高木 |
原産地 | 日本 |
ティーに使う部分 | 果皮 |
主要成分 | ビタミンC、ビタミンE、フラボノイド、べクチン、クエン酸、精油、etc… |