糖分の吸収を抑える働きにより、糖尿病やダイエットにおすすめ。
蚕(かいこ)が食べるクワの葉として知られているマルベリー。
なかでもマグワが、中国で薬草として、漢方に利用されてきました。
日本でも、古くから健康茶として利用されてきています。
ティートして飲むと、葉に含まれる成分が、糖分を吸収するのを抑える働きがあります。
したがって、食前の飲用が進められており、ダイエット効果が期待できます。また、糖尿病を患っている方にも、有用とされています。
また、腸内に存在するビフィズス菌など、善玉菌の働きを活性化させる働きがあるので、便秘の改善が期待できます。
穏やかな解熱作用もありますので、風邪などにも有効です。
作用
血糖値降下、血圧降下、利尿、解熱、消炎、鎮咳、強肝 など。
味と香り
草のような味と香り。やや苦味があるが、まろやかで飲みやすい。
注意事項
- まれに、腹部膨満感が起こることがあるので、注意が必要です。
どんなハーブ?
マルベリーは、東アジアを原産とするクワ科 クワ属の落葉高木です。和名は「クワ」と呼ばれています。
データ
学名 | Morus alba |
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英名 | Mulberry(マルベリー) |
別名 | – |
和名 | クワ |
科名 | クワ科 クワ属 |
分類 | 落葉高木 |
原産地 | 東アジア |
ティーに使う部分 | 葉 |
主要成分 | ガンマアミノ酪酸(GABA)、フィトステロール、デオキシノジリマイシン、クロロフィル、ミネラル |