咳や痰など呼吸器系の不調に役立つハーブティー
キク科ハハコグサ属の越年草であるハハコグサ。
春の七草の一つ「御形(ごぎょう、おぎょう)」としてお馴染みのハーブで、4~6月にかけて、黄色い花を咲かせます。
現在、ヨモギを使って作られる草餅は、古くはハハコグサを使っていたといいます。
ティートしての効能は、咳を鎮める鎮咳作用や、痰を切ってくれる去痰作用があります。喉が痛いときには、ハーブティーを冷まして、うがいをすると効果的です。
また、利尿作用もあり、むくみの改善にも役立つとされています。
ちなみに、全草を乾燥させたものは、生薬名を鼠麹草(そきくそう)といい、鎮咳作用があることで知られています。
作用
鎮咳、去痰、利尿など。
味と香り
やや苦さと渋みを感じる風味。
注意事項
- キク科の植物にアレルギーがある方は、注意が必要です。
どんなハーブ?
ハハコグサは、日本全国、中国、インド 、マレーシアを原産とするキク科 ハハコグサ属の越年草です。和名は「ハハコグサ(母子草)」と呼ばれています。
データ
学名 | Gnaphalium affine |
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英名 | Jersey Cudweed |
別名 | 御形(ごぎょう、おぎょう) |
和名 | ハハコグサ(母子草) |
科名 | キク科 ハハコグサ属 |
分類 | 越年草 |
原産地 | 日本全国、中国、インド 、マレーシア |
ティーに使う部分 | 全草 |
主要成分 | フィトステロール、ルテオリン・モノグリコシド、硝酸カリ、フラボノイド、etc… |