体内の老廃物を排出するデトックス効果が期待できる。
水耕栽培で作られているヨーロッパ原産の発芽野菜「チコリ」。
別名を「アンディーブ」とも呼ばれており、日本ではまだなじみの浅い野菜ですが、ヨーロッパや欧米では、ごく日常的に食べられています。
ハーブティーの効能には、消毒作用や利尿作用があり、尿酸や老廃物などを排出する効果があります。デトックス効果が期待できるでしょう。
また、胃酸を減らして肝臓を刺激する作用があり、脾臓や胆のう、肝臓の浄化にも役立ちます。
さらに、駆風作用もあり、腸内にたまったガスを排出するのにも役立ちます。お腹にガスがたまって苦しいときに飲むと良いでしょう。
チコリは、煎ってから袖山すれば、その香ばしい香りや色がコーヒーと似ているため、ノンカフェインの「チコリコーヒー」としても楽しめます。
作用
消毒、緩下、利尿、駆風、強肝など。
味と香り
コーヒーに似た香ばしい香り。少し苦味がある。
注意事項
- キク科アレルギーのある方は、注意が必要です。
どんなハーブ?
チコリはヨーロッパから中央アジアが原産のキク科の多年草で、和名はキクニガナ(菊苦菜)と呼ばれています。
背丈は1~1.5mほどまで成長し、紫色の綺麗な花を咲かせます。花は午前に開いて午後に閉じる一日花です。
花や葉はサラダに利用されています。
データ
学名 | Cichorium intybus |
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英名 | Chicory(チコリ) |
別名 | アンディーブ |
和名 | キクニガナ(菊苦菜) |
科名 | キク科 |
分類 | 多年草 |
原産地 | ヨーロッパ~中央アジア |
ティーに使う部分 | 根 |
主要成分 | イヌリン、苦味質(ラクチュコピクリン)、タンニン、糖類、ペクチン、アルカロイド |