止血作用に優れているハーブ。月経過多に。
シェパーズパースは、春の七草の一つとして知られており、日本では「ナズナ」との名前で知られています。
ハーブティーの効能としては、止血作用があることが特徴です。月経過多や静脈瘤を緩和するのに有効です。
以前、ヨーロッパでは、止血をする際の薬草として利用していたといいます。
また、利尿作用に加え、殺菌、消炎作用もあることから、泌尿器系の膀胱炎などの予防、改善にも効果が期待できます。
また、利尿作用によるむくみの改善に加え、便秘も改善することから、ダイエットや美容にも利用されています。
そのほか、血行促進作用や血圧降下作用もあり、動脈硬化や高血圧にも役立つとされています。
作用
止血、抗菌、消炎、利尿、血行促進、血圧降下、収れん、etc…
味と香り
草のような香りで、クセのある味。
注意事項
- シュウ酸が含まれているため、肝臓に病歴がある方は注意しましょう。
- 子宮収縮作用があるため、妊娠中は飲用を避けましょう。
どんなハーブ?
シェパーズパースは、中国、日本を原産とするアブラナ科 ナズナ属の越年草です。草丈は20~40cmまで生長し、2~6月にかけて白い小さな花を咲かせます。
別名は「ペンペングサ(ぺんぺん草)」や「シャミセングサ(三味線草)」と呼ばれ、和名は「ナズナ(薺)」と呼ばれています。
春の七草の一つとして有名な植物です。
古くから様々な効能がある薬草としても利用されてきた、歴史のあるハーブです。
データ
学名 | Capsella bursa-pastoris |
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英名 | shepherd’s purse |
別名 | ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草) |
和名 | ナズナ(薺) |
科名 | アブラナ科 ナズナ属 |
分類 | 越年草 |
原産地 | 中国、日本 |
ティーに使う部分 | 地上部 |
主要成分 | コリン、アセチルコリン、ルチン、サポニン、フラボノイド、チラミン、シトステロール、etc.. |