イエロードックルート茶

便秘の改善や貧血の予防に。

古くからヨーロッパでは、薬草として利用されてきた歴史のあるハーブです。

ハーブティーの効能としては、抗菌作用に優れており、皮膚のかゆみやかぶれ、ニキビなどの予防、改善に効果的です。

また、アントラキノンという成分が含まれており緩下作用があるため、便秘の改善にも役立つとされています。

また、鉄分も含まれているため、疲労回復や貧血の予防の効果も期待できます。さらに、胆汁の分泌を促進させる働きがあり、肝機能の強化に役立ちます。

これらの働きから、病後の回復に飲むと効果が期待できます。

作用

緩下、抗菌、収れん、強壮、胆汁分泌促進、利尿、etc…

味と香り

やや土のような香りで、苦味がある。

注意事項

  • 肝臓結石にかかったことがある方は注意が必要です。
  • 子供への使用は避けましょう。

どんなハーブ?

イエロードックルートは、ヨーロッパを原産とするタデ科 ギシギシ属の多年草です。和名は「(長葉羊蹄)ナガバギシギシ」と呼ばれており、ヨーロッパから帰化しています。

繁殖力が非常に強く、荒地でもよく育ち、現在日本各地で見られます。背丈は50~150cmほどまで生長する植物で、6~8月にかけて小さく綺麗な花を咲かせます。

古くから、子宝に恵まれたり、金を引き寄せる縁起のいいハーブとして思われていたといいます。

データ

学名 Rumex crispus
英名 Yellowe dock root(イエロードックルート)
別名
和名 (長葉羊蹄)ナガバギシギシ
科名 タデ科 ギシギシ属
分類 多年草
原産地 ヨーロッパ
ティーに使う部分
主要成分 タンニン、シュウ酸、鉄、ミネラル、アントラキノン配糖体、etc…