ウツボグサ

利尿・消炎作用により肝臓炎や膀胱炎、むくみの改善に。

別名を夏枯草(カゴソウ)とも呼ばれているウツボグサ。

ウツボグサは、シソ科ウツボグサ属の多年生で、日本全土の山野の草地に自生する植物です。

花穂の形が、武士が矢を背負う「うつぼ」に似ていることから、「ウツボグサ」との名前が付いたといわれています。

ハーブティーとしての効能は、利尿作用や消炎作用があることから、肝臓炎や膀胱炎、むくみの改善に役立つとされています。

また、煎汁でうがいをすると、口内炎や扁桃炎に効果があるとされています。

作用

利尿、消炎、殺菌、etc…

味と香り

ほのかに苦味と辛味のある味。

注意事項

  • タンニンが多く含まれており、胃を刺激する可能性がある為、胃の弱の方は飲用する量や時間などに注意が必要です。

どんなハーブ?

ウツボグサは、中国東北部~朝鮮半島、日本列島を原産とするシソ科 ウツボグサ属の多年草です。和名は「空穂草(ウツボグサ)、靭草(ウツボグサ)」などと呼ばれています。

データ

学名 Prunella vulgaris
英名 Self heal(セルフ・ヒール)
別名 夏枯草(カゴソウ)、セルフヒール
和名 空穂草(ウツボグサ)、靭草(ウツボグサ)
科名 シソ科 ウツボグサ属
分類 多年草
原産地 中国東北部~朝鮮半島、日本列島
ティーに使う部分 花穂
主要成分 トリテルペン、塩化カリウム、タンニン、カロチノイド、etc…