レモンのような香りでリラックス。頭痛や吐き気の緩和、消化促進に。
「ハーブティーの女王」とも呼ばれているレモンバーベナ。
フランスでは、「ベルベーヌ」という名でカフェの定番メニューになっており、また、就寝前にリラックスさせてくれるティーとして親しまれています。
レモンバーベナは、ドライとフレッシュどちらでも使え、ドライのものでも香りが長持ちします。
ハーブティーとしての効能は、さわやかなレモンの香りが、神経を落ち着かせて、明るい気分にさせてくれます。
また、鎮静作用により、頭痛や偏頭痛、吐き気を緩和するのに役立ちます。
その他、消化を促して胃腸の働きを助けてくれるので、食欲のないときや食べ過ぎたときなどにもおすすめです。
作用
鎮静、鎮痛、消化促進、食欲増進など。
味と香り
さわやかなレモンのような香りと風味。
注意事項
- 長期や大量での飲用は、胃に刺激を及ぼす可能性がある為、注意しましょう。
どんなハーブ?
レモンバーベナは南米(アルゼンチン、チリ、ペルー)原産のクマツヅラ科イワダレソウ属の落葉低木です。背丈は1~3m程まで成長し、夏から秋にかけて白もしくは紫色の花を咲かせます。
葉には、レモンと同じ成分のシトラールが含まれている為、レモンのような香りがあります。
1784年に原産地である南米からヨーロッパへと伝えられ、指を洗うフィンガーボールの香りづけに使われていました。
現在では、石けんや化粧品、香水の原料としても活用されています。
データ
学名 | Aloysia tripylla |
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英名 | Lemon verbena |
別名 | ベルベーヌ |
和名 | コウスイボク(香水木)、ボウシュウボク(防臭木) |
科名 | クマツヅラ科 イワダレソウ属 |
分類 | 落葉低木 |
原産地 | 南米(アルゼンチン、チリ、ペルー) |
ティーに使う部分 | 葉 |
主要成分 | 精油、フラボノイド |