ギムネマ茶

甘味に対する欲求を抑えるといわれており、糖尿病の治療やダイエット効果に期待されています。

ギムネマは、インド中南部原産のガガイモ科の植物。

ティーには、糖分の吸収を抑制し、血糖値の急激な上昇を抑える作用が確認されており、インド医学の伝統的医学「アーユルヴェーダ」では、古くから糖尿病の治療に用いられていたといいます。

別名を「グルマール」と呼ばれており、ヒンディー語で「甘みを壊すもの」と言う意味です。この名の通り、ギムネマティーを飲むと、甘みに対する欲求を抑えられるといわれています。

飲んだ後は、しばらく甘みを感じないので、甘いものを控えたいときに飲んでみるとよいでしょう。

さらに、最近では糖分の吸収を抑制する働きがあることがわかりました。甘みに対する欲求と、糖分の吸収を抑えることから、ダイエット効果が期待され、ダイエット食品に用いられたりしています。

作用

糖の吸収の抑制、血糖値の降下など。

味と香り

さわやかな革の香り。癖のない味で飲みやすい。

注意事項

  • 子供への使用は避けましょう。また、糖尿病薬を服用中の人は医師に相談しましょう。

どんなハーブ?

ギムネマは、インドを原産とするガガイモ科のつる性多年草です。和名は「ギムネマ」と呼ばれています。

データ

学名 Gymnema sylvestris(ギムネマ・シルベスタ)
英名 Gymnema(ギムネマ)
別名 グルマール
和名 ギムネマ
科名 ガガイモ科
分類 つる性多年草
原産地 インド
ティーに使う部分
主要成分 ギムネマ酸