スペアミント茶

気持ちをリフレッシュさせたいときに。

歯磨き粉やガムなどの香りづけに利用されていることで知られているスペアミント。

ペパーミントと同じようにメントールの清涼感がありますが、やや香りが穏やかで甘みがあります。

スペアミントティーは、ミントの香りにリフレッシュ効果があるのが特徴です。その他にも様々な効能があります。

では、ハーブティーとしての効能を見ていきましょう。

ハーブティーの効能

ハーブティーとしての効能は、鎮静作用がある為、イライラやストレスなどの感情を和らげ、気持ちを穏やかにする効果が期待できます。

また、集中できないときや、スッキリしたい時、リフレッシュしたいときにもオススメです。

また、消化を助ける働きがあり、腸内に溜まったガスを減らす働きがあるとされています。便秘の改善にも役立ちます。食べ過ぎや飲みすぎた後に飲むのも効果的です。

その他、車などの乗り物酔いの緩和にも有効とされています。口の中がすっきりとします。

口臭予防にも効果が期待できます。ハーブティーでうがいをすると口臭予防になると共に、風邪の予防にもなります。咳や鼻づまりなどの呼吸器系の不調に対しても有効です。

作用

鎮静、賦活、消化促進、抗菌など。

味と香り

清涼感のあるミントの香りと風味。ペパーミントよりも香りがおだやかで甘味がある。

注意事項

  • 妊娠中の方は、使用を避けましょう。

どんなハーブ?

スペアミントは、ヨーロッパを原産とするシソ科 ハッカ属の多年草です。草丈は30~60cmほどまで生長し、夏から秋にかけて、茎の先っぽに白色の花を咲かせます。

和名は「ミドリハッカ(緑薄荷)、オランダハッカ(オランダ薄荷)、チリメンハッカ(チリメン薄荷)」などと呼ばれています。

葉の形が槍の穂先のような形(spear)の為、スペアミントとの名がついたといいます。

古くからハーブとして利用されており、その歴史はペパーミントよりも古いといわれています。

ハーブティー以外の用途では、歯磨き粉やチューイングガム、飴などに利用刺されており、アロマテラピーの精油としても活用されています。

データ

学名 Mentha spicata
英名 Spearmint(スペアミント)
別名
和名 ミドリハッカ(緑薄荷)、オランダハッカ(オランダ薄荷)、チリメンハッカ(チリメン薄荷)
科名 シソ科 ハッカ属
分類 多年草
原産地 ヨーロッパ
ティーに使う部分
主要成分 精油、フラボノイド、タンニン、フェノール酸など。