サンシュユ茶

漢方でも処方される生薬で、滋養強壮作用に優れている♪

漢方としても古くから知られている生薬で、日本薬局方にも収載されている生薬のひとつです。

果実を熱湯に浸して、中の種子を取り除き、果肉だけを日干しで乾燥させたものを、生薬名で山茱萸(サンシュユ)と呼びます。

ハーブティーとしての効能は、滋養、強壮作用に優れており、疲労回復や腰痛などに有効とされています。

作用

強壮、血圧降下、利尿、収斂(しゅうれん)など。

味と香り

はっきりとした酸味があり、後味はすっきりしている。

注意事項

  • 特になし。

どんなハーブ?

サンシュユは、中国または朝鮮半島を原産とするミズキ科 ミズキ属の落葉小高木です。

背丈は3~4m程まで生長し、春に綺麗な黄色の花を咲かせる為、ハルコガネバナ(春黄金花)とも呼ばれています。

また、秋には赤い果実が実ることから、アキサンゴ(秋珊瑚)との呼び名もあります。

日本に渡来したのは享保7年(1722年)で、朝鮮半島から移入されました。

データ

学名 Cornus officinalis
英名 Japanese cornel
別名 ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)
和名
科名 ミズキ科 ミズキ属
分類 落葉小高木
原産地 中国または朝鮮半島
ティーに使う部分 果実
主要成分 苦味配糖体、モノテルペン配糖体、トリテルペン類、没食子酸、リンゴ酸、有機酸類、タンニン、糖類、etc…