リンデンフラワー茶

精神的なストレスの緩和に役立つハーブ。

20~30メートル近くまで成長する樹木、リンデン。

原産地のヨーロッパでは、古くから「千の用途をもつ木」と言われており、あらゆる部位が利用できるハーブです。

ティーに使われているのは、花と苞の部分(リンデンフラワー)と、木の部分(リンデンウッド)ですが、これらの2つは薬効が異なりますので、症状によって使い分けましょう。

リンデンフラワーティーの方には優れた鎮静作用があり、精神的なストレスを緩和するのに役立ちます。

イライラしているときや、緊張や不安を感じるとき、精神的に不安定になり眠れないときなどに飲むと、心を落ちつかせてくれるでしょう。

また、花に含まれるビオフラボノイドという成分には、血圧を下げる働きがあるといわれています。そのため、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの予防に役立ちます。

一方、リンデンウッドティーには、すぐれた利尿作用があるのが特徴です。体内の水分や老廃物を排出する効果があるので、むくみの改善や、ダイエットティーとして役立ちます。

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作用

リンデンフラワー:鎮静、鎮痙、発汗
リンデンフッド:利尿

味と香り

リンデンフラワーは上品な甘い香り。リンデンウッドは森林の香り。両方とも、あまり味はない。

注意事項

どんなハーブ?

リンデンは、ヨーロッパを原産地とするシナノキ科シナノキ属の落葉高木です。和名はセイヨウシナノキ(西洋科の木)と呼ばれています。

高さは20~30m近くまで成長し、初夏に黄緑色の小さく綺麗な花を咲かせます。ヨーロッパでは街路樹として植えられています。

古くから鎮静作用が知られており、フランスでは落ち着きの無い子供にお茶を飲ませていたといいます。

データ

学名 Tilia europaea
英名 Common lime
別名 リンデンバウム
和名 セイヨウシナノキ(西洋科の木)
科名 シナノキ科 シナノキ属
分類 落葉高木
原産地 ヨーロッパ
ティーに使う部分 花、筍、木部
主要成分 フラボノイド、粘液質、タンニン、サポニン、フェノール類、精油