ラベンダー茶

精神的に疲れた心におすすめのハーブ。

紫色の綺麗な花を咲かせ、庭に植える植物としても人気のラベンダー。栽培品種は多く存在し、ハーブティーではイングリッシュ・ラベンダーが最も多く利用されています。

ハーブティーとしての効能は、鎮静作用があることが有名で、不安や憂うつ、怒り、ストレスなどをやわらげる効果があり、心を落ち着かせてくれます。

リラックス効果が高いので、眠れない夜にはラベンダーティーを飲んでみましょう。心地よい眠りへと誘われる効果が期待できます。

ストレスからくる偏頭痛や高血圧など、神経性の不調にも有効です。

また、生理不順や消化不良や腹部の膨張感覚など、消化器系の不調にも効果が期待できます。

その他、入浴剤は自律神経失調症に、チンキ剤は神経性の頭痛やめまいなどに使われています。 また、ポプリにすれば、衣服の防虫にも役立ちます。

作用

鎮静、鎮痛、抗菌など。

味と香り

華やかな花の香りと味わい。かすかな甘味。

注意事項

  • 妊娠初期の方や乳幼児には使用を避けましょう。

どんなハーブ?

ラベンダーは、地中海沿岸地方が原産のシソ科ラベンダー属の常緑小低木です。現在、世界中で栽培されており、日本では北海道の富良野のラベンダー畑が有名です。

ラベンダーの名前の由来は、ラテン語のラヴァレ(Lavare)からきており、「洗う」という意味があります。古代ギリシャでは、ラベンダーの花を入れて入浴していた為だと言われています。

ハーブの中では最も有名はハーブで、アロマテラピーにも活用されています。精油も鎮静作用があることで知られており、就寝前に枕元に垂らしておくと、安眠効果があるとされています。

また、火傷や肌の傷の治癒にも効果があるとされています。

データ

学名 Lavandula officnalis / Lavandla angusifolia
英名 Lavender
別名 イングリッシュラベンダー、コモンラベンダー
科名 シソ科 ラベンダー属
分類 常緑小低木
和名 ラベンダー
原産地 地中海沿岸地方
ティーに使う部分
主要成分 精油、フラボノイド、タンニン