アーティチョーク茶

お酒をよく飲む方におススメの、肝臓の特効薬。

古くからは、薬用ハーブとして用いられてきたアーティチョーク。

現在では、料理の食材として知られており、ヨーロッパは、珍味として花のつぼみを食用することで有名です。

アーティチョークは、別名「チョウセンアザミ」とも呼ばれ、多肉質のアザミに似た大きな花をさかせます。

葉に含まれているシナリンという成分には、肝臓の解毒作用があるといわれています。
ベトナムでは、肝臓に効果のある薬草茶として、お酒を飲んだ後、二日酔いを防止するために利用されています。

また、消化を促す働きもあり、食欲不振の改善にも役立ちます。
食べすぎた後などにも飲むとよいでしょう。

また、血中のコレステロール値を下げる働きがあり、便秘、貧血、糖尿病の防止にも役立ちます。

作用

肝臓の解毒、消化促進、利尿など。

味と香り

草木の爽やかな香り。苦味があり後味はスッキリとしている。

注意事項

  • キク科植物にアレルギーのある人は注意が必要です。

どんなハーブ?

アーティチョークは、地中海沿岸、カナリア諸島を原産とするキク科 チョウセンアザミ属の多年草です。和名は「チョウセンアザミ(朝鮮薊)」と呼ばれています。

データ

学名 Cynara scolymus
英名 Artichoke、Globe artichoke
別名
科名 キク科 チョウセンアザミ属
分類 多年草
和名 チョウセンアザミ(朝鮮薊)
原産地 地中海沿岸、カナリア諸島
ティーに使う部分
主要成分 フェノール酸、苦味質、フラボノイド酸糖体、フィトステロール、シナリン